認知 360度全方向への意識、常に首を振る習慣、予測能力。
技術 ボディフェイント、素早いターン。
中央の選手は、周囲のサーバーからパスを受け、ボールを持っていない別のサーバーを見つけてパスを出す。
サーバーは移動したり、手を挙げたり、声を出したりして合図を変える。
バリエーション サーバーが番号（1〜8）を叫び、中央選手はその番号のサーバーへパスを出す（聴覚情報の処理）。
プレッシャー追加 中央に守備役を1人追加し、プレッシャー下での360度認識を強化する。
常に首を振る ボールが来る前、ボールを受けた後、パスを出す前、全てのタイミングで周囲を確認する。
ボディシェイプ 体を開いた姿勢（オープンボディ）で受けることで、360度全方向へのパスが可能になる。
予測 サーバーの動きや視線から、次にどこからパスが来るかを予測する。
コミュニケーション サーバーは積極的に声を出し、中央選手の判断を助ける（または混乱させる）。
全方向への意識を高め、「首を振る」習慣を自動化する円形の認知トレーニングです。
試合では、プレッシャーは360度全方向から来ます。前だけでなく、横、後ろからも相手が寄せてきます。このドリルは、その「全方向への意識（360° Awareness）」を養います。
中央の選手は、常に複数の選択肢（8人のサーバー）を持っていますが、ボールを受ける前に全員の位置を把握していなければ、判断が遅れます。このドリルを繰り返すことで、「受ける前に3-4人の位置を確認する」習慣が身につきます。
「ボールを受けてから周りを見るのでは遅すぎる。受ける前に全てを見ておかなければならない。」 — ジョゼップ・グアルディオラ
このドリルは、まさにこの哲学を体現しています。