戦術 CBからボランチへの縦パス（くさび）を通す感覚、中央経由の重要性。
技術 フリーマンの「隠れる→現れる」動き、偽装パス。
外周の4人でパスを回しながら、隙を見て中央のフリーマン（ボランチ役）に縦パスを通す。
フリーマンはワンタッチで外周の別の選手に落とす。これで1ポイント獲得。
守備側がボールを奪うか、外に出した場合、攻守交代。
スプリットルール 守備側2人の間を通す縦パス（スプリット）を成功させた場合、2ポイント。
隠れる動き 中央の選手（ボランチ）は一度守備者の影に隠れてから、斜めに顔を出してパスコースを作る（Check away, check back）。
偽装（Disguise） 外周の選手は、目線で守備を騙す。右を見て左に出す、またはパスモーションから急にストップして縦へ通す。
タイミング ボランチが顔を出した瞬間、0.5秒以内にパスを出す。遅れると守備者が寄せてくる。
ワンタッチのレイオフ ボランチは前を向けない場合、無理せず外周へ落とす。これで攻撃側全体が前向きになる。
実戦への応用 これは試合における「ゾーン14へのくさび」や「DFからMFへの縦パス」を抽出したドリル。この経路を使えるかどうかが、ビルドアップの質を決める。
CBからボランチへの「くさびのパス」を通す専用ドリル。中央経由の重要性を体感します。
現代サッカーのビルドアップにおいて、「中央を経由できるか」がチームの質を分けます。外周（サイド）だけでボールを回しても、守備側は簡単に対応できます。しかし、中央のボランチ（ピボット）を経由すると：
このドリルは、その「中央への縦パス」を安全かつ効果的に通す技術を磨きます。